【ルール9 子どもに自分でやらせてあげる】
きょうは、一流のバイリンガルを育てるために必要な『親の心得』をお伝えします。
それは・・・
【ルール9 子どもに自分でやらせてあげる】
例えば、カバって英語で何て言うの?と子供が聞いてきたとします。
ちなみに、カバは英語でhippo(hippopotamus)と言います。
これを知らなかった場合、よくやりがちなのが
・こっそり調べてから、さもしっていることのように子どもに教える
じゃないかと思います。
特に、高学歴の親だとやりがちです。
なぜこういう行動をとってしまうかと言うと・・・
親の威厳を保ちたいから!
子どもに『わ~!すご~い!』って言われたら、やっぱり嬉しいですから。
でも、この行動・・・子どもの英語力アップの邪魔にしかならないんです!!
じゃぁ、どうすればいいのか?
一緒に調べるんです^^
自分が知っていても、知らなくても。
・グーグル検索をする
・和英辞典をひく
調べ方を見せてあげる!
そして、実際にやらせてあげる!
子どもが『知りたいっ!』と思った瞬間は、才能が芽吹く直前です!
せっかくのチャンスを『答えを教えてしまう』ことで、つぶすのは一流を育てる親ではありません。
一流を育てるチャンスは日常に溢れている!
それは日常生活のこんなところでも言えます。
子どもは小さいうちは、小さなケガをいっぱいすると思います。
でも、見てるうちに「転びそうだな」って思っても、それで大したケガにならなそうなら、
「むしろ転ばせてみよう」という感じです。
転ぶ前に『ここは段差があるから気をつけなさい』を言うのを必死で
我慢するっていう感覚です。
『反省』は必要だと思います。
「いまなんで転んだんだろうね?
あ、ここに段差があるからじゃないのかな?
あ!こうして足を上げれば、次からは引っかからないね!」
という反省ですね^^
反省は、次回につなげるための作戦会議。
次はどうやれば同じ痛い思いをせずに済むか?
私はこれを一緒に考えてあげられるママになる、と決めています!
「あ~あ、そこに行くからダメなんじゃない。」
「そうなると思った。」
っていう後悔を促すような言葉は使いません。
だって、後悔からは何も生まれないから。
こういう言葉を使うと、子どもはもう『挑戦すること自体』をあきらめてしまいます。
英語も同じです。
「あ~あ、間違えそうだと思ったけど、やっぱり・・・」
「水はwaterでしょ?何回言ったら覚えるの?」
こういう言い方はしません。
あくまでも、気づかせる方法を教えてあげるんです。
「水って英語で何て言うのか、ママも忘れちゃった。
英和辞書に載ってるんじゃない?一緒に探してみようか!」
時には知っていることも、忘れたフリをして子どもに調べるチャンスを与える。
自分がやってみることを寄り添って見守ってくれて、わかったら、
「きっとそうだよ~!よくわかったね!がんばったね!うれしいね~^^」
ってぎゅ~してくれるママ!!
こういう風に、子供と一緒によりそって考えてくれる親が一流を育てます!
子どもが失敗したり、間違えたりしそうになると、ついつい手を出したくなるのが親心・・・。
そこを、グッと我慢しましょう!
英語も同じです。
答えを知っていても、答えを言うのをグッと我慢してください。
そして、一緒に寄り添って調べてあげてください。
導いてあげてください。