『間違ってもいい!』と心から思えるように努力する【英語が話せる子供を育てる方法 3】
『間違っててもいい!』と心から思えるように努力する
子どもの脳の柔軟さを信じる
『お子さんの前で英語をたくさん話してください!』
と言われても、『もし自分の変な発音や変な英語を子どもがそのまま吸収して、後で取り返しがつかなくなったらどうしよう・・・』と心配になられる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、その不安な気持ちのままで我が子に英語で話しかけても、お子さんは一向に
英語の自動習得モード
には入れません!
なぜなら、伝わるのは、
『こんな変な英語で話しかけて大丈夫かな?』
というマイナスのメッセージだけだから。
変な英語がうつることはない!
安心してください^^
お子さんはいずれちゃんと正しくきれいな英語を自分で身につけていきます。
親が変な英語を話していたからと言って、それに生涯影響され続けることを心配する必要はありません。
子どもの脳はそんなにヤワではありません^^
地方出身の大学生が短期間で標準語をマスターできる理由
例えば、
地元の方言しか話せなかった地方出身の男の子が、大学で女の子にモテたい一心で、標準語をマスターする
なんてことが可能なのは、
親が話すのを聞いて身に着いた
『地元の方言』という日本語の回路
を、
『標準語』
と様々に照らし合わせて、
『自分の言語』
にする脳力が備わっているからです。
人間の脳は、一度その言語の回路ができてしまえば、後は必要に応じて勝手にアップグレードされて行くスーパーコンピューターのようなもの。
ある程度英語を話せるようになってから、英語のアニメやドラマを見たり、ネイティブと話したりすることで、
膨大な発音やリズム、パターンの情報を脳内の言語回路を使って分析して、
『本来はこちらが正しいんだな』
と勝手に修正していくのです。
言語回路のアップグレードに必要不可欠なもの
ただ、その脳力が発揮されるには、
元となる英語の回路
がなければ話になりません。
ケーキの土台無しで、デコレーションができないのと同じです。
その基礎となる
『はじめの英語回路』を一緒につくってあげること!
そのために、自分が率先して
『間違ってもいいんだ!はじめは通じさえすればいいんだ!』
と心から思いながら、
お子さんに英語を話しているところを見せる努力をしてください。
この弛まぬ努力を地道に続けられたご両親こそが、
日本に住みながら英語が話せる子ども
を育てていくことができるのです。