【子どもを伸ばす褒め方】一流を育てたいなら子どもの能力を褒めるな!
一流を育てたいなら子どもの能力を褒めるな!
あなたは『褒め育て』について、どう思われますか?
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『子どもを褒めて育てると、自分に自信を持つことができ、様々なことにチャレンジする好奇心旺盛な子供に育つ』
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『褒め育て』に関する本を読むと、大体このようなことが書いてあります^^
なんだかとっても良さそうですよね?
最近よく言われる
『自尊心を高める子育て』
にも通じるものがありますし。
私も基本的には『褒め育て』に賛成です^^
ただ、
『子どもの何を褒めるか?』
については、
慎重になるべきだ!
と言わざるを得ない実験結果があるんです・・・!!
それを今日はお伝えしたいと思います。
アメリカの小学校で、『褒め方』に関する実験が行われました。
生徒たちには、全部で3回テスト受けてもらいました。
1回目:IQテスト
2回目:1回目よりもかなり難しいIQテスト
3回目:1回目と同じ難易度のIQテスト
1回目のテストの後で、生徒たちを2つのグループに無作為に振り分け、その中の成績が良かった生徒たちに、それぞれ違う褒め言葉を伝えました。
①のグループには、
『頭がいいのね!』という
能力を褒めるメッセージ
②のグループには、
『~を頑張ったのね!』という
努力を褒めるメッセージ
さて、この後2回目、3回目のテストでは、成績がどのように変化していったと思いますか?
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実は、①のグループは、2回目の難しいテストの後、3回目のテストの成績が難易度が同じはずの
1回目のテストよりも、確実に下がってしまったのです・・・
逆に、②のグループは、3回目のテストでは、1回目を上回る好成績を出す生徒が沢山現れたのです!
『頭のよさ』を褒められた①の生徒たちは、2回目のテストで全然問題が解けない間、こんな声が頭の中に響いていたのではないでしょうか?
『せっかく頭がいいって言ってくれたのに、このままだと言ってくれた人をがっかりさせてしまう!』
その結果、3回目のテストで緊張感から自分の実力を発揮できず、成績を下げてしまった・・・
逆に、『自分の努力』を褒められた②の生徒たちは、2回目のテストで問題が解けなくても、
『できないのは、自分の努力が足りないからだ』
と考えることができ、3回目のテストで粘り強く、自分の全力を出そうと努力できたのではないか・・・?
私はこの実験から、
『褒め方の王道』
を導き出しました^^
次回