フォニックスの後・・・本当の意味で「英語が読める」ようになるには?
フォニックスの後・・・本当の意味で「英語が読める」ようになるには?
『英語を読んで、書けるようになったあと』のステップについてお話します♪
またまた、日本語に置き換えて考えてみましょう。
『日本語の文を読める』とはどういうことでしょう?
ひらがなやカタカナが読めるようになれば、文の内容を声に出すことはできます。
『い け に か え る が 3 び き い ま し た』
のように。
でも、もしお子さんが
「ただ文字を一文字ずつ読んでいるだけ」
なら、『池にカエルが3匹いる情景』が頭に浮かんでいません。
『文が読めている』
=『その文章の情景が頭に浮かんでいること』
なんです!
このように、
『文字がよめること』
と
『文が読めること』
の間には、大きな差があります。
『日本語の文の意味を理解して、読む』
ためには、
『単語をかたまりごとに認識する力』
が必要です。
上のカエルの文なら、
『いけ/に/かえる/が/3びき/いました』
という風に。
これは英語でも全く同じです。
フォニックスレッスンをマスターすれば、世の中の7~8割の英単語を発音できるようになります。
(=声に出して読むことができます)
ただ、その英単語の意味をインプットしていない限り、
『文章を声に出せても、意味が理解できない』
ということになります。
There are 3 frogs in the pond.
を理解するには、
There are/ 3 frogs / in / the pond.
で分解して、意味を捉える必要があります。
これを『文法的に』勉強してしまうと、今あなたが頭の中で考えている通り、
『There areってThere is構文のこと?There isで「~がある」って意味だから・・・』
と、池に3匹のカエルがいる情景に達する前に、色々考えちゃいます・・・
でも、ネイティブはそんな『文法的な手順』を踏みません。
There are 3 frogs と聞いた時点で、3匹のカエルが頭の中にポンポンポーンとでてきて、in the pondと聞いた瞬間、そのカエルたちの背景が、自分が思う『池』にサっと変わります。
お子さんも、ネイティブの子どもたちと同じように、英語の文を聞いただけで、『その情景が浮かぶ』ようになっていきます^^
そのために、前回までに説明した
『最強の英語インプット法』
そして、これからお話する
『最強の英語アウトプット法』
で、より多くの英語の単語や文章に、
『意味を理解しながら触れ続けていくこと』
が必要なんです!
『最強の英語アウトプット法』3つの柱
まず、大きな柱は3つ!
・英語の絵本、本を自力読みする
・バイリンガル辞書引き学習法
・自分が好きな本の内容や歌詞、英字新聞を模写する
です^^
次回は、ひとつ目の『英語絵本の自力読み』について、詳しくお話します♪