できる子はテスト直前に何をしているのか?【できる子はここが違う!シリーズ5】
できる子はテスト直前に何をしているのか?
できる子はテスト直前に問題集を解く!
《できる子》は、より多くのことを覚えることよりも、
覚えていることを使うことで、脳のエンジンをかける
やり方をテスト直前に行っているようです。
それは実際に問題を解くことで、自分の頭の中にある情報を使いこなして、問題を解決する練習をしているということ。
【テストの直前にやること】
を世界中の学生に聞くと、大体以下の4つの行動に分かれます。
1.ノートを見直しながら、ひとつでも多くのことを覚えようとする
2.単語帳をパラパラめくりながら、ギリギリまで暗記
3.問題集を解く
4.とにかく精神集中のために深呼吸
あなたは何をしていましたか?
1と2を選んだあなた!
→あなたは紛れもない《普通の生徒》です!
3を選んだあなた!
→相当な《できる生徒》です!
4を選んだあなた!
→どっちに転ぶかわからない天才型です!?
【トップの学生はどこが違うのか?】というTEDトークでのオーストラリアの起業家 Douglas Bartonによると、どの国で調査をしても、
・1と2を選ぶ生徒は、80%以上
・3を選ぶ生徒は、10%前後
・4を選ぶ生徒は、5%前後
でした。
《普通の生徒》に『テスト前に一番不安になることはなんですか?』と聞くと、
『覚えたことを忘れたらどうしよう・・・と不安になる』
という答えがほとんどです。
だからテスト勉強で作ったノートを見返したり、単語帳をめくったりして、
少しでも多くのことを思い出し、覚えておこう!
と頑張る。
しかし、同じ質問を《できる生徒》にしてみると、想像もしない答えが返ってきました!
できる子の不安は『自分の力が出し切れないこと』
彼らは、
『いつもの自分の力が出し切れないこと』
と答えたのです。
できる子は、そもそものテスト勉強の内容が違う!
《できる生徒》がテスト勉強としてやっていることの大部分を占めるのも、また
・問題集を解くこと
でした。
ノートをまとめたり、暗記帳を作ったりする時間はほんのわずかで、
しかも、すべてをスキマ時間にやっていました。
本腰を入れて、時間をかけて集中できる時には、問題解くことを最優先していたのです。
自分の知識をどう使うかの実践的な練習に一番時間を割いているのです。
マイケル・ジョーダンが、『バスケットが上手くなる秘訣はなんですか?』と聞かれたとき、
『1000本シュートを適当に打って、変な癖を付けたりせず、本数は少なくても、実戦を意識して、1本1本を質の高いシュートにする』
と答えたそうです。
できる子は、まさに
マイケル・ジョーダンと同じことを
勉強で実行しているのです。
テスト本番を意識して、
・問題を解く時の自分の知識の使い方をスムーズにする
・時間を計りながら、自らにプレッシャーをかけながら問題を解く
ことでテストで実力をすべて出し切れるように万全の態勢で臨んでいるのができる子の強さなんですね!
テストに限って有効なことではない!
そしてこの考え方が身につくことで、テストだけではなく、
『いかなる人生の本番に臨む際にも最高の精神状態を自分でつくりだせる子』
に育っていきます。
テスト直前に子どもが何をしようか迷っていたら、
『問題集を解くと良いらしいよ^^』
と言ってあげるといいかもしれませんね。
バックナンバーはコチラ↓
#1 できる子は自分で決めている!
#2 できる子は自制心を身につけている!
#3 できる子は自分の気持ちを分析して、対処できる!
#4 できる子は勉強の計画の立て方が違う!