一流になるための3つの条件とは?

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こんにちは!サユリです^^

今日は、なぜ私が【一流が育つバイリンガル子育て】を日本の皆さんにお伝えしようと思ったか?

そこからお話させてください。

 

それは、

「あまりにも多くの教育熱心なご両親が、我が子を思う気持ちとは裏腹に、子どもが持って生まれた才能を伸ばしきれない子育てをされている」

ということに気づいてしまったからです。

 

飛行機の機内は世界の縮図!?

私は23歳の時にドイツの航空会社に入り、そこから6年半の間CAとして世界中のお客様にサービスをさせていただきました。

飛行機には3つのクラスがあります。

一番席数が多いのは、エコノミークラス。

大きな飛行機では、4 00席以上がエコノミークラスということもあります。

そして、次に多いのがビジネスクラス。

50席前後です。

そして、一番少ないのがファーストクラス。

通常は8席ほど。

席数の割合はおおよそ、

エコノミークラス 87%

ビジネスクラス 11%

ファーストクラス 2%

となります。

席の数が少なくなるほど、料金も上がります。

日本ーヨーロッパ間のエコノミークラスの平均的なチケット代金は、往復で20万円ほど。

ビジネスクラスは、往復60万円前後。

対して、ファーストクラスの料金は、往復で240万円ほどです。

飛行機チケットのみでの会社の収入は満席の場合、

エコノミークラス 8000万円

ビジネスクラス 3000万円

それに対して、

ファーストクラスは、2000万円!

458人乗りの飛行機の中の、たった8人(乗客の2%)のお客様が

チケット収入の15%以上を占めているんです。

 

航空業界でよく言われることのひとつが、

「機内は世界の縮図」

ということ。

 

たった2%の人が、世界中の富の多くを生み出しているのです。

 

収入が多いから一流なのではなく、一流の人は結果として収入が高くなる

誤解して欲しくないのは、私は決して「収入が多い人が一流」とは思っていない、ということです。

ただ、「あるレベル以上お金を稼いでいる人には、それ相応の理由がある」とお伝えしたいのです。

 

私が飛行機の機内で一流の方に触れることで学んだことは、

「自分ができること」を仕事にして収入を増やすのには制限がある。

ただ、

「自分がやりたいこと、好きなこと」を仕事にして収入を増やすのには制限がない。

という世界共通の事実です。

 

できること と やりたいこと が生み出す大きな違い

人はある程度の収入までは、自分ができることをする時間を相手のために切り売りすることでそのレベルに達することができます。

ただ、自分が好きなこと、やりたいことが仕事ではないため、ストレスを抱えやすく、「疲れる忙しさ」を感じやすいでしょう。

この方達は、ビジネスクラスに乗っていらっしゃることが多いです。

 

多くの教育熱心な日本のご両親は、おそらくここを目指して子育てをされているはずです。

小さな頃から英才教育。

親が与えられるものはできるだけ与えてあげたい。

受験に向けて必要な能力を効率的に鍛え、良い学校に入り、良い会社に入る。

または、医学や法律の道に進む。

子どもが他のことに興味があるとしても、「勉強の邪魔になる」と親が判断すれば、それは

やらせない。

 

良い学校に入ること、良い会社や医者、弁護士の道が悪いというわけでは決してありません。

問題は、

「本人が本当にその仕事の内容を好きかどうか?」

 

ファーストクラスに乗られるお客様は、はっきり言ってレベルが違います。

彼らは、

「自分が好きなことをとことん磨き上げて才能にまで高め、しかも周りの人に喜んでもらえるように自分の能力を使う人たち」

なんです。

 

やりたい仕事をするための知識だから勉強する。

→結果、成績が良い。

 

親が子どもの興味をコントロールしていない。

→結果、自分の興味のあることをとことん追求できる環境にいられる。

 

自分が好きなことを仕事にできれば、できること(だけどやりたくないこと)を仕事にしている人に比べて、

・ストレスは少ない

・疲れの度合いは低い

・仕事を楽しめるから集中できる時間も長い

・好きなことだから上達しようと学び続ける意欲も高い

・結果、仕事の質がどんどん高まっていく

・その人にしかできないレベルに達するから仕事の価値が高まる

・好きなことで周りの役に立てる実感があるから仕事がさらに楽しくなる

という違いがあります。

 

そうなると、

仕事の質や価値は「好きなことを仕事にしている人」の方が断然高くなります。

 

そして、本人にとってはそれをやること自体が楽しいので、「自分の時間を誰かのために切り売りする」という感覚はありません。

 

逆に、自分がやりたいことが結果としてお客さんに喜んでもらえる。

仕事を頑張れば頑張るほどみんなに感謝され、信頼を得て、喜びを生み出すので、「充実した忙しさ」の中で生きることができるのです^^

 

医者になれたからなった人 と 医者の仕事が好きな人

では、具体的に「できること」を仕事にした人 と 「やりたいこと」を仕事にした人 の例をお話しましょう。

ここに2人の医者がいるとします。

1人目の医者:

小さな頃から勉強ができて、良い学校に進みました。

大学を決める時には、自分の偏差値を見て「東大の医学部」に進むことにしました。

親はものすごく喜んで、そんな彼らを見て本人はすごく嬉しくなりました。

ただ、医学を学んでいくうちに「本当にこれを一生続けていくのか…まあ、仕事だからこんなもんだよな。みんなも我慢してるんだろうし。」と思うようになりました。

医学を学び、無事に医者になりました。

 

2人目の医者:

小さな頃から生き物が好きで、おじいちゃんが病気を患っていたこともあり、「大きくなったらみんなを治す医者になりたい!」と思っていました。

学校の勉強も「いずれ自分が医者になった時に使える知識にしたい!」という思いから、積極的に学び取り、結果成績もよくなり、東大の医学部に進みました。

医学を学ぶにつれて、

「自分が身につけた知識を患者さんを助けるために使えることが幸せで仕方ない」

と思いながら、無事医者になりました。

 

あなたが患者なら、どちらの医者に診てもらいたいですか?

私は絶対に2人目のお医者さんです。

 

なぜなら、彼はおそらく一流の腕を持っているから。

 

一流の人は「お金を稼ぐこと」を目的にしていないのに莫大な収入を得ている!?

確かに彼らの収入は驚くほど高いです。

でも、「お金を稼ぐこと」を目的に生きている人はあまりいません。

その代わり、

「どうすれば自分が仕事を通して幸せを感じられるか?」

そして、

「どうすれば自分に与えられた才能を使って周りに貢献できるか?」

を目的にしています。

2人目の医者も、「患者を治すことで幸せを感じている」から一流の医者なんです。

だから、彼らの仕事に触れた人は、自分が受け取ったものの見返りに喜んでお金を払うのです。

 

求められる数が多い=価値が高い

その人にしかできない仕事=希少性が高い(貴重な存在)

価値が高く貴重なものは、対価も高くなる傾向にあります。

 

喜びと引き換えに入ってきたお金は、幸せな循環を生み出し、さらに多くの仕事に繋がっていく。

このサイクルが幸せの中に繰り返されることで、あなたのお子さんも【一流】になっていくことができるのです。

 

【一流になるための3つの条件】

まとめると、一流と呼ばれる人たちは、

①自分が好きなことを仕事にしている

②自分の才能を磨くことを辞めず、生涯自分の価値を高め続ける

③自分の仕事で相手を喜ばせることでお金と信頼を同時に稼ぎ続ける

人たち。

 

そして、

【一流になるための3つの条件】とは、

①自分の才能を見つけること

②才能を伸ばす環境を手に入れること

③才能を周りのためにも使うことで、世界をよくするビジョンを持っていること

が必要なんです。

 

この3つの条件を満たす生き方ができるかどうかは、幼少期に受けた家庭教育(子育て)が大きく関わってきます。

 

次回は、私が長年の研究でたどり着いた【一流が育つ子育て】を、親が英語を学ぶ姿を見せることで実践できる方法について具体的にお話します^^

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