正しい英語のみを認める親の子供は話せるようにならない!【英語で一流を育てる 4】
正しい英語のみを認める親の子供は話せるようにならない!
英語と野球は似ている
英語はスポーツに似ているとよく言われます。
例えば、野球の初心者がホームランを打つ方法を教科書で勉強して、筆記試験に合格しても、ボールを打つ練習無しに、ホームランを打てるようにはなりません。
ここで
『変なスイングの癖がつくのが嫌だから、ホームランを打てるスイングができるようになるまで、ボールを打つ練習はしません!』
と言っている人が、野球が上達している姿を想像できますか?
私たち親は、子どもが正しい発音ができなかったり、フレーズの単語が抜けていたりすることで、
『間違いのままを覚えてしまったらどうしよう・・・』
と心配になるものです。
そして、何をするのか?
『違う!○○でしょ?もう一回言ってごらん!』
と間違いを訂正しようとするのです。
子どもに初めから完璧を求めるのは子どもの才能をつぶす行為です!
そもそも、子どもはまだ未発達な状態です。
口も舌も耳も脳も全てが発展途上です。
そんな中で子どもたちは、自分では精一杯聞こえたままの英語の音を再現しようとしているのに、筋肉がつたなくて、思った音になっていないだけ。
それを無理やり何度も練習させられて、結局親の満足を得られない・・・
まだ身体が幼すぎて、使い方が分からないだけなのに。
間違いを訂正された子どもは、『次は間違えたくない』と心から思います。
そして、
英語を話すチャンスが来ても、間違えることが怖くて、口に出すことができなくなるのです。
そうして、子どもの自尊心だけがどんどん落ちていきます・・・
でも、大丈夫!まだ挽回できます^^
『私今までこの子になんてひどいことをしてきてしまったのだろう・・・』
と心から反省されているあなたなら、
まだ間に合います!
次回からは、今までに一度でも子どもに完璧を求めてしまった経験のあるご両親でも、一発逆転ホームランで取り返せる
5つの挽回策
をお教えします!