アクションそのままワードテクニック【一流が育つ叱り方】
アクションそのままワードテクニック
《一流を育てる子育て》では、『ダメ!』は基本的に禁句です!
と前回お伝えしました。
でも、
『ダメ!ってつい言っちゃうんです・・・』
というアナタに!
カンタンにできて、これだけで【一流が育つ叱り方】ができるようになるテクニックを伝授します!
それが、
アクションそのままワードテクニック!
アクションそのままワードテクニックとは?
子どもにやって欲しいアクションをそのまま言葉にして伝える
だけ!
あなたがお子さんに『ダメ!』と言いたくなる時は、どんな時ですか?
・何か悪いことが起こったとき
・何か悪いことがこのままだと起こりそうなとき
・子どもに反省してほしいことが起こったとき
・やればできるとわかって、親としてのやりきれなさを感じたとき
上の4つの例の他にもまだまだ沢山あると思いますが、親が『ダメ!』って言ってしまうときって、
このままこの子が成長したら、本人が後々困ることになる
という、心配からつい言ってしまうことだと思います。
だったら、『ダメ!』の代わりに
子どもがどうしたらいいのか
を言語化して伝えてあげればいいのです^^
アクションそのままワードテクニックの具体的な言葉がけ
前回の『ダメ連発あるある』の4つの場面で、
アクションそのままワードテクニック
を使ってみましょう^^
1.子どもがテレビに集中しすぎて、お茶のコップを倒した
×『あー!もう!気を付けなきゃダメでしょ!』
○『台拭きで拭いたら大丈夫だよ。はい、どうぞ』
2.雑貨屋さんで小さいガラスの置物に手を伸ばそうとしている
×『待って!それ持っちゃダメよ!』
○『ガラスだから、気を付けて見るだけにしようね^^』
3.勉強せずに受けた漢字テストの結果が悪かった
×『もっと頑張らなきゃダメよ!』
○『今度の漢字テストの前に勉強したら大丈夫だよ』
4.次の週に受けた漢字テストは、ちゃんと勉強していったので良い結果が出た
×『すごい!でも、いつもこれくらいやらなきゃダメよ!』
○『すごい!テストの前にいっぱい勉強してたもんね!嬉しいね^^』
もう一つの言葉選びの基準
もうひとつ私がおススメなのは、言葉がけをするとき、
この言葉は、この子の心がほっとするかな?
と常に自問自答するようにすること。
自分が小さかった頃の気持ちを思い出して、自分の親から同じ言葉をかけられたと想像してみるんです。
それで、「ほっ」とできたら、その言葉は良い叱り言葉です^^
親の言葉を聞いて、心がギューっと締め付けられるなんて、悲しいことですよね。
親からの一言で、
『もっとがんばろう!』
『そうすればいいんだ!』
って、心がポッと明るくなって欲しい。
そして、それが
子どもの才能を花開かせる=《一流を育てる》
ことにもつながっていくと思うんです^^