自分の気持ちを分析して対処できる!【できる子はここが違う!シリーズ3】
自分の気持ちを分析して対処できる!
学校に入ると、宿題が始まりますよね。
そこで直面しがちなのが、『宿題をする、しない問題』
実は、できる子はそもそも
『宿題をやりたくない』ことに悩みません!
できる子は、
宿題をやらないとどうなるか、がわかっているし、
自分が宿題をやりたくない理由、もわかっているから。
やるにしても、やらないにしても、自分の中には確固たる信念がある。
その結果がどうであっても自分で受け止めると覚悟が決まっている。
だから、やるかやらないかを悩む必要が無いのです^^
ただそこまでの境地に達するまでには
どうしてもご両親のサポートが必要不可欠なのです。
なぜなら、
感情のブロックを外してもらうまで、自分がなぜモヤモヤしているのか自分で分析ができないから。
そして、それは
幼少期の育てられ方次第なのです!
子どもが『やりたくない』というときには、必ずその後ろに理由があります。
子どもは、宿題をやらないといけないことは十分わかっています。
ただ、ある理由があって、『その気になれない』のです。
例えば、
・テレビが見たい
・他のことをして遊びたい
・それをやることに飽きちゃった
・お友達とうまくいかなくて落ち込んでいる
・学校で嫌なことがあった
【一流が育つ子育て】では、親が子どものやりたくない理由を
・学校で何かあったの?
・あのテレビが見たいの?
などと、あげていくことはNGです。
子どもに自分で、
『なぜ自分はこれをやりたくない気持ちになったのか』
を気づかせるサポートをしてあげるのがあなたの親としての仕事です。
そのための『魔法の言葉』を伝授します^^
『じゃぁ、ちょっと私とお話しよう!』
です。
・今日は何があったのか?
・誰とどんな話をしたのか?
・嬉しかったことは?
・嫌な気持ちになったことは?
と、
ひとつずつお子さんの心のブロックを外していきます。
心のブロックを外すには、
愚痴をひたすら吐き出させる
のが一番の近道です。
なぜなら、
頭の中でモヤモヤしている嫌なことを言語化する過程で、自分が心の深くで掛けているブロックが表に出てくるから。
なので、4つ目の
・嫌な気持ちになったことは?
の質問が一番大切です!
理由が、
・テレビを見たい
・他のことをして遊びたい
だった場合にも、大好きなママやパパが自分の話を熱心に聴いてくれるほど楽しいことはありませんから、絶対にノッてくるはずです^^
ここであなたに絶対に守って欲しい約束が2つあります。
1.どんなにくだらない理由に聞こえても反論しないこと。
2.子どもが思う存分話を終わるまで口を挟まないこと。
人間は、頭の中の情報を頭の中だけで処理しようとしている間は、
自分が心の奥で感じていることにたどり着きにくい。
ただ、
思いつくことから断片的にでも、自分の思いをアウトプットしていく過程で、
『自分が奥深くで感じていたこと』
が少しずつ顔を出してきます。
その途中で誰かの意見を挟まれると、せっかく出てこようとしていたものがスッと奥深くに潜り込んでしまいます。
そして、
自分で考える回路が働かなくなります。
具体的に言えば嫌なことがあった、と告白してくれた時、
『それはこうしたらいいんじゃない?』
とアドバイスを挟まないようにしてください。
人に言われて気付いたことで、自分の行動パターンを変えることは子どもにはできません。
また同じ行動を繰り返してしまいます。
自分で、
『あそこではこうするべきだった』
と気づくしか方法はないのです。
それを引き出すためには、
『そこで○○ちゃんはどう思ったの?』
と温かい眼差しで、たずね続けること。
思う存分自分の気持ちを引き出してもらえれば、
モヤモヤした気持ちは吹っ飛んでしまうはずです。
そこですかさず、
『宿題5分だけやってみる?』
と聞きます。
こんなに親身になってたくさん話を聞いてくれて、気分爽快になった後に、
『たった5分の宿題』
相当ハードルは下がっているはずです^^
一回始めちゃえば、もしかしたら5分どころか、やりきってしまうかもしれませんし^^
そして、無事宿題を終えることができたら、
大げさに、とにかく褒めてあげましょう^^
あるいは、ここまでやって『やらない!』と決意したのなら、是非結果を体験させてあげましょう。
自制心を身につける、いい機会になるはずです^^
バックナンバーはこちら↓